7/20の週【展望】ユーロ圏のPMIに注目か!?
■13日の週【振り返り】
13日からの週は、リスク選好と回避の動きが交錯した1週間でしたね。
米中関係の悪化や新型コロナ感染拡大の動きが続いていることが懸念材料となった一方で、
各国経済指標は、ボトムアウトを示す結果が多かった印象はあります。
また、新型コロナウィルスに対するワクチンや新薬開発の話題も増えてきており、今後の治療への期待も出ました。
それでは詳しく振り返ってみましょう。
週明けのドル円相場は、週初106.90で寄り付いた後、
●新型コロナワクチン開発への期待感およびそれを背景としたリスク選好の円売り圧力
によって
翌7/14に、一時107.44まで上昇しました。
しかしその後、
●トランプ米大統領の進退を巡る不確実性の高まり
●新型コロナウイルス感染拡大への警戒感
●米中対立激化懸念
●日銀金融政策決定会合後の失望売り
が重石となり、週央にかけては、一時106.67まで下げ幅を広げる場面も見られました。
引けにかけて持ち直すも上値は重く、結局107.00近辺での越週となっております。
■20日の週以降【展望】
20日の週からは、ドル円は引き続き”下落していく”と予想しております。
●新型コロナ第2波リスクに絡むヘッドライン
●米中対立激化を巡る続報
などの材料によってドル円は上下する可能性を秘めているものの
●日米金融政策余力の違い
●米国ファンダメンタルズの先行き不透明感
●米中対立激化懸念
●世界的な貿易戦争拡大リスク
●トランプ米大統領の支持率低下
●新型コロナ第2波リスク(世界的な感染再拡大)
●日本経済の先行き不透明感
とドル円は下落するであろう懸念材料はくすぶっておりますので
引き続き、注意が必要になってきます。
また、24日に欧州主要国及びユーロ圏の7月のPMI(購買担当者景気指数)が発表されます。
新型コロナウイルスの関係で4月分が各国とも記録的な落ち込みとなったPMI。
5月分では期待ほどの回復を見せず、欧州の厳しい状況が意識されました。
しかし前回6月分では予想を超える好結果が示され、一転して楽観論が広がる展開になっております。
こうした中、今回の数字にも注目が集まっています。
復興プログラムを巡って被害の厳しかった南欧と、
負担を減らしたいオランダ、
オーストリアなどとの対立などの懸念材料もありますが、
PMIが強めに出ると、ユーロ高の動きを加速させる力は十分にありそうです。
相関関係のある通貨にてトレードする際には注意が必要ですね。
■20日の週以降【エントリーポイント】
ドル円に関しては、現在なかなか手を出し辛い状況になってきております。
その中でも他の通貨ペアではエントリーポイントはたくさん訪れてきております。
それは、”CHFJPY”と”EURUSD”です。
CHFJPYとEURUSDに関しては日足チャートで高値圏にいるので、売りでエントリーを考えております。
細かいエントリーポイントの探し方は
私どもが作成しました動画を見ていただいた方であれば
理解できているはずです。
もしわからない方がいらっしゃいましたら、
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以上、
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。