8/17の週【展望】日本第2四半期GDPは戦後最大の落ち込みが見込まれる!?
■10日の週【振り返り】
10日からの週は、円売りが優勢でした。
トランプ政権の経済支援策をめぐる期待が
米株を押し上げたことがリスク選好の円安・ドル安の動きにつながりました。
台湾、香港、ティックトックなど多くの分野で米中関係が悪化しており、
世界的な新型コロナの感染拡大が続くなど、ネガティブな話題は多かったものの、
一方で各国経済指標が底打ちの動きを示しており、
経済活動の回復が市場のムードを下支えしてしましたね。
それでは詳しく振り返ってみましょう。
週明けのドル円は週初105.96で寄り付いた後、
早々に週間安値105.71まで下落しました。
しかし、下げ渋ると、
●先週末金曜日に発表された米雇用統計が力強い結果を示したこと
●中国のインフレ指標が市場予想を上回ったこと
●トランプ米政権による景気対策期待
●ロシアによる「新型コロナウイルス・ワクチン」への認可報道
●米7月生産者物価指数及び米7月消費者物価指数の伸び率加速
●米新規失業保険申請件数の良好な結果
が好感され、
8/13には、週間高値となる107.06(7/23以来の高値)まで上昇しました。
もっとも、週末にかけては、
●8/15に予定されていた米中の通商合意を巡る会合が延期されたこと
●米小売売上高の冴えない結果
が重石となり、
結局106.58まで反落しての越週となっております。
■17日の週以降【展望】
17日の週からは、ドル円は引き続き”下落していく”と予想しております。
●欧米株や商品市況の動向
●新型コロナウイルス及び米中対立激化に関するヘッドライン
●日米の主要経済指標の結果
などの材料によってドル円は上下する可能性を秘めているものの
●日米金融政策余力の違い
●米国ファンダメンタルズの先行き不透明感
●米中対立激化懸念
●世界的な貿易戦争拡大リスク
●トランプ米大統領の支持率低下
●新型コロナウイルスの感染拡大懸念
●日本経済の先行き不透明感
とドル円は下落するであろう懸念材料はくすぶっておりますので
引き続き、注意が必要になってきます。
■17日の週以降【エントリーポイント】
ドル円に関しては、107円台に乗せるなど、絶好のエントリーポイントと呼べなくなってきました。
しかし、ドル円が再び下がってきた際には、買いでエントリーを考えております。
その他にも他の通貨ペアではエントリーポイントはたくさん訪れてきております。
それは、先週に引き続き”CHFJPY”と”USDCHF”です。
CHFJPYに関しては日足チャートで高値圏にいるので、売りでエントリーを考えております。
USDCHFに関しては日足チャートで安値圏にいるので、買いでエントリーを考えております。
ただエントリーする際には、しっかりとファンダメンタルズを見極めてからになるかと思います。
細かいエントリーポイントの探し方は
私どもが作成しました動画を見ていただいた方であれば
理解できているはずです。
もしわからない方がいらっしゃいましたら、
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↑こちらよりぜひご覧になってみてください。
以上、
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。